ぎっくり腰について
ぎっくり腰は、突然激しい腰の痛みを引き起こす症状として知られていますが、一口にぎっくり腰といっても症状の度合いや回復までの過程は、人それぞれ異なります。これには、日常的な姿勢の癖や筋力の状態、生活習慣、過去の腰痛歴などが関係しています。
ぎっくり腰を放置するリスク
ぎっくり腰を放置してしまうと、次のようなリスクが生じます。
姿勢悪化と筋力低下
痛みをかばうために姿勢が崩れると、身体のバランスが乱れ、本来使用すべき筋肉が使われなくなります。これが筋力低下を引き起こし、再発リスクをさらに高めます。
慢性的な腰部の問題
長期間放置することで、腰椎や周辺組織への負担が蓄積され、変形性腰椎症など骨がすり減る状態を引き起こす恐れがあります。これが進行すると、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった、より深刻な疾患に発展する可能性があります。
早期治療の重要性
特に注意が必要なのは、最初に軽い腰痛を経験し、その痛みが1〜2週間ほどで軽減した場合です。一見、元の状態に戻ったように感じても、実は腰周辺の筋肉や靭帯が完全に回復していないことがあり、再度ぎっくり腰につながる可能性があります。このような再発は、より深刻な痛みや長期的な障害を引き起こす恐れがあります。
ぎっくり腰は、早期に適切な対応を行うことで痛みが軽減し、再発を防ぐことができます。特に再発防止のためには、痛みが治まった後も適切なリハビリや身体のケアを続けることが重要です。これには、正しい姿勢の維持、適度な運動、筋力の強化が含まれます。
ぎっくり腰は当院にお任せください
当院では、患者様の症状をしっかりと評価し、詳細な検査を行った上で、痛みの原因を明らかにします。その後、患者様と相談しながら、一人ひとりに合った治療プランを立案します。
早期に適切な治療を開始すれば、多くの場合、1〜2週間で痛みを軽減し、再発のリスクを低下させることが可能です。ぎっくり腰でお悩みの方はお気軽にご相談ください。